「看護師の仕事って収入安定しているんでしょ？」
「看護師で手に職をつけているのに、なんで副業しているの？」
と思う方は少なくありません。
看護師という仕事は安定しており、副業しなくても安心しなくても生きていけるものだと、私も甘く考えていた時期もありました。
本記事は、安定収入の看護師に副業を勧める3つの理由について紹介します。
- 看護師が副業をする理由① 看護師は安定収入は〇 高収入は×
- 看護師が副業をする理由② 子どもの教育資金の補填
- 看護師が副業をする理由③ 収入源を1つに依存しない
それでは、はじめていきましょう。
看護師が副業をする理由① 看護師は安定収入は〇 高収入は×
日本看護協会が行った2020年調査によると、新卒看護師の初任給は下記の通りです。
- 大卒で平均27万円程度
- 専門卒で平均26万円程度
看護師は他の新卒の初任給と比較すると、高収入の水準に入るかもしれません。
しかし、看護師の初任給は基本給のみではなく手当が入っている可能性があります
病院の規模、大学病院の有無によって、看護師の給与体系には差があることは覚えておいた方がいいでしょう。
仮に初任給がよかったとしても、賃金の伸びがいいかと言えば、そんなことはありません。
厚生労働省が発表している各職業別の30代の年収を、下記に抜粋しました。
- 看護師の平均年収は473万円（ボーナス、夜勤手当込み）
- 薬剤師の平均年収は516万円
- 高校教師の平均年収は546万円
- 航空機客室乗務員の平均年収は529万円
夜勤手当込みで看護師は平均年収は500万円前後です。
看護師の夜勤は、忙しくて大変です。
私も10年近く夜勤をしていたので、よくわかります。
「命を削って働いているのに。他の職業に30代で年収は負けるなんて」とショックを受けた時期もありました。
看護師という業界は、安定収入ではあるが、高収入ではないのが実情です。働き方さえ選ばなければ、看護師で無職になる可能性は低いでしょう。
しかし、今後も看護師という業界は、給与が大きく伸びることは期待できません。
それならば、副業で収入を増やすことを目指した方が合理的なのではないか？と私は考えています。
看護師が副業をする理由② 子どもの教育資金の補填
1人暮らしなら、看護師は余裕を持ってくらすことができます。
支出を減らして、金遣いの荒い生活をしなければ金銭面で大きく苦労することはありません。
家計のお金をうまくコントロールできれば、NISAやiDeCoを使って老後資金を貯めることも可能でしょう。
しかし、子どもの教育資金を貯めるのには、個人的には不安が残りました。
例えば、
- 子どもが私立に行きたいといったら？
- 中学受験すると言ったら？
- 小学校から塾代がかかるとしたら？
- 海外留学したいといったら？
「お金ないから公立に行ってほしい」と、親が子どもに言うのは簡単です。
しかし、私は子どもに選択肢を与えたいと考えています。子どもに選択肢を提示するのは親の仕事です。
副業で稼いだ分を、子どもの教育費に回そう。そう思って副業をはじめました。
看護師が副業をする理由③ 看護師資格に収入源を依存しない
看護師は楽な仕事ではありません。
患者が急変することもありますし、忙しさのあまり、夜勤で休憩がとれないこともあります。
他にも、
- 「人間関係がギクシャクしている。正直しんどい」
- 「病棟業務以外の雑務が多い」
- 「休日出勤して病院の委員会の仕事をしている」
といったことがあります。
看護師資格に働き方と収入を依存すると、看護師という仕事から逃げることができなくなります。
病院、施設、訪問看護ステーションなどで、看護師として働かなくてはいけないわけです。
看護師のみなさんはこう思っていませんか？
「看護師の仕事は嫌いじゃない。でも、看護師を辞めたくなるときもある。看護師とは違う働き方にも興味がある」と。
自分で働き方を選べたら、と思ったことは一度ではないはずです。
看護師の仕事はある程度枠にはまっていて、自分でできる範囲も限られてしまいます。
副業には色々な選択肢がある。副業の成果は100％自分次第
副業には多くの選択肢があります。
例えば、
- ブログ
- Youtuber
- せどり
- 動画編集
- Webライター
副業は色々と試すことができ、自分に合ったものを選べます。
副業はすべて自己責任で、稼げるも稼げないもすべて自分次第です。
自分で工夫して努力するしかありませんが、その分楽しさもあります。
最終的に働き方や時間を使い方を自分で選べるようになりたい、と思っている方は、ぜひ副業にチャレンジしてみてください。
では、また！